大好き梅干し
こんばんは、モリホタルです。
私の将来の夢、それは梅干し農家を立ち上げ、自分の好みの味の梅干しを作り、おいしい梅干しを全国、全世界の人に知ってもらうこと。または全国の梅干しを食べつくし、おいしい梅干しを集めた会社を作ること。
私の短く浅はかな人生ですが、後者の会社は見たことがありませんでした。なので、時代の先駆けになろうと思ったのですが。
見つけてしまいました。
にある、立ち食い梅干し屋さんです。
(尊敬の意を込めて、リンク貼っておこう。)
いや~やられました。先を越されてしまいました。
店員さんに話を聞いてみたところ、代表の方が300ほどの梅干しを食べて、世に知らしめたい梅干しを集めたそうです。
クラシックな塩・梅だけの梅干しから、みんな大好き甘い梅干し、キムチ梅、オリーブオイル梅など、変わり種もありました。
梅干し大好きな私は、塩・梅で塩分10%の「石川1号」、うまみと塩味のバランスが整った「鶯」、邪道なイタリアン梅干し「オリーブオイルしらら」を購入しました。
家で早速試食会。
まずは「石川1号」。
梅干しは高校2年生から作っていますが、塩のみで10%の梅干しを作るのは至難の業というのは梅干し界の常識ですね、多分。
あまり梅汁が出ていないので、おいしそうに見えない、というのが正直なところでしょうか。確かに皮は固めで、乾燥している感じです。
味は、塩のうまみがストレートに感じられますが、塩辛さはなし!「すっぱ~」とはならず、梅単体でも十分食べられました。
いかにもおいしそうな「鶯」。
甘味が特徴ではありますが、おかずの梅干し寄りと言われ、思わず購入しました。
口に入れると、じゅわっと広がる果肉感。これこれ。
どっちかというと確かに塩辛いですが、甘味もあって、これはおいしい。
オリーブオイルだけでなく、鷹の爪やハーブも入っていた「オリーブオイルしらら」。
「しらら」はこの立ち食い梅干し屋さんでもっとも甘い梅干しだそうですが、それをオリーブオイルに漬けてしまったそうです。
梅干しをイタリアンにするなんて、と憤慨し、夫に愚痴りましたが、よく考えたらこれが食のボーダレス化なのでしょうか。ボーダレスになったおかげで、私たちは手軽にイタリアンやフレンチを食べられるようになったのだから、感謝しかないですね、反省。
てことで食べてみましたが、結論から言うと、これが一番おいしかった。
とろりととろける果肉、オリーブオイルのおかげで後味はマイルド。ハーブの香りのおかげで飽きさせない味わいになっており、もう一つ食べたいという気持ちを抑えるのが大変でした。
値段は瓶ごとに異なりますが、大体6粒ほど入っていて、高いので1200円はするので、気軽に食べられる、というわけではなさそうですね。貧乏性なので。
このほかにも、一粒がパック詰めになった梅干しや、梅干しに合うお茶・お米、梅干し飴なども販売されていました。
でも高い!一粒400円の梅干しって、高いよ!
でもパッケージもおしゃれだし、変わり種の梅干しはあるし、なによりも、選りすぐりを選んだという安心感があり、どんなものを買ってもはずれじゃないのはうれしいですね。
私の選りすぐり梅干し専門店計画は残念ながら先を越されてしまいましたが、夢はあきらめず、梅干しを食べていきたいと思います。
あー、語ってしまった。
おやすみなさい。
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おしゃれさ ★★★★★
高級さ ★★★★☆
気軽さ ★★☆☆☆
代表さん、あなたいい仕事するネ!