史上最高のとんかつ定食
こんばんは、モリホタルです。
梅干し梅干しとうるさい私ですが、もう一つ死ぬ前に食べたいもの。
それは、とんかつです。
ストレスが溜まったときも、何か嬉しいことがあったときも、なぜか食べたくなるのです。
社会人になったとき、せっかくお金を稼ぐようになったのだから、自分の中で一番おいしいとんかつを見つけようと心に決めました。
社会人3年目、皆さまに語れるぐらいおいしいとんかつ屋、見つけました!
今日は熱く語らせていただきます。
いつかの週末ちょっと時間ができたので、今話題のアプリ「makuake」を眺めておりましたところ、「白いとんかつ」が目に入りました。
低温で揚げているため、提供までに40分かかるけど、驚くほどやわらかく、白い衣をまとったとんかつ…
神奈川県の関内にあるとんかつ屋さん、揚雫(ようだ)で提供されているようで、行けない距離ではないとのことで、行ってまいりました。
instagramで予約状況を確認し、当日予約で行けましたよ〜。
お店がなんともわかりにくく、実は周りを3周しました。食事前のいい運動になったから逆によかった。
店内はモノトーンな感じで、清潔感にあふれていました。テーブル2つとカウンター席のこじんまりとした空間。
あらかじめヒレとロースをそれぞれ電話で注文したため、待ち時間は10分ほど。
驚いたのは、揚げている音も香りも油臭さも全く感じられなかったこと。「ほんとに出てくるのかな?」と夫とひそひそ話しておりましたが、出てきた料理に目を疑いました。
とんかつ白い!そして写真じゃ感じられないけど大きい!
ご飯はつぶが立っているし、漬物は種類豊富でおいしそう。
店長さん曰く、低温で揚げている分、水分が飛びにくく、肉が縮まないため大きいのだそう。
甘口と辛口のソースと、わさび、岩塩のトッピングが多いのも、女子ウケよし。
意外や意外、衣はとてもさくっとしていて、肉にはすっと歯が入ります。
私、1年半ほど前から歯列矯正をしていて、前歯がとことん弱いのですが、こんなペーパーナイフのような前歯でも繊維が残ることなく噛み切れました。
じゅわっと溢れる肉汁、脂の甘味、衣の軽さ、これは新感覚のとんかつでした。
ちなみにヒレはこんな感じ。
ヒレ肉って硬いイメージありますよね?私はあまり脂身は好きじゃないのですが、硬い肉も苦手なのでロースを頼んでしまう傾向にあります。でもロースって脂身が多いので、最後にはうぷっとなりながら、なんとか食べ切るんです。
このヒレ、まるでやわらかい柿を食べているかのような柔らかさなんです。肉であることを忘れるぐらい、ふわふわジューシーなんですよ。本当に驚きました。
ヒレは切ってあるのが1つと塊肉が2つ提供されるのですが、低温調理の良さを見せつける提供方法だと思いました。
お漬物はぬか漬けのようでした。ほのかな酸味がとんかつに合うだけでなく、野菜によって少しずつ漬け時間を変えているような気がしました。
なかなか見ない野菜のぬか漬け、家でも作りたくなりました。
ご飯はつやつやイキイキしていて、粒が立っていました。
とんかつによく合う硬さに炊いてあって、食べるごとにため息がでます、ほんと。
店内がおしゃれなだけあって、提供される料理も素敵。
最後まで食べ切るのを惜しむように食べていました。ロースカツでこんなの初めて。
完璧なお店では必ず行う、トイレチェック。大変きれいでした。
同じく関内にある、食べログ高評価の丸和にも以前お邪魔しました。
周りは仕事帰りのサラリーマンの方であふれ、店の外にも行列が。キャベツ、ごはん、お味噌汁をおかわりできる、なんとも懐の深いとんかつ屋さんでした。
大きな銅鍋から聞こえてくるぱちぱちとした上品な揚げ音、寝る前のBGMにしたいぐらいです。
こちらはソース、からし、岩塩で楽しむ仕様となっておりました。
付け合わせはたくあん。このたくあん、たくあん臭さがなくて、嫌いな私でもおいしくいただけました。
脂身はさっぱりと岩塩でいただきましたが、甘くておいしい。
歯応えがしっかりしたロースで、噛めば噛むほど肉のうまみが広がります。
クラシックなとんかつ、という感じで、さすが不動の上位なだけありました。
やっぱりボリューミーで、最後は脂身のあぶらっこさに負けそうになりましたが、食べ切りました!
比較したかったわけではないのですが、アラサー女子的には、揚雫に軍配が上がりました。
おぼんの上に広がるいろどり豊かな料理たちと、計算された肉とご飯。パワーワードの「低温調理」。
私史上最高のとんかつに出会ってしまったので、とんかつ探しの旅に終止符が打たれそうです…
食べログの点数が低いのは、なんともいただけないですが、騙されないように。
横浜、関内が近い方は、ぜひ食べに行ってみてくださいね!
夏目前にして、暑苦しく語ってしまいましたが、これからの季節、水分補給をしっかりするようにしてくださいね〜。
では、おやすみなさい。